この Small Basic の講座は中学生向けに書いているのですが、小学生以上向けに「プログラミングやってみよう」という連載を note というサイトで始めました。note を選んだ理由はルビを振る機能があったからです。
note でルビを振るには、
プログラミング|講座《こうざ》
のように記述します。すると、
プログラミング講座
と表示してくれます。で、この|や《》を混ぜながらタイピングするのは結構大変なので、自動化できないかと考えました。
まず見つけたのは「文章にルビを振る」というサイトです。

上図のように「プログラミング講座」と入力し「小1以上の漢字」を選ぶと「プログラミング講座(こうざ)」と変換してくれます。この結果を使うとルビを入力する手間は省けそうです。
ただ note の表記「プログラミング|講座《こうざ》」にするにはやはり手間がかかります。
そこで、これもプログラミングで解決することにしました。JavaScriptを使って「文章にルビを振る」サイトの note 版を作ることも考えましたが、まずは Small Basic で「プログラミング講座(こうざ)」を「プログラミング|講座《こうざ》」にすることにしました。これならすぐにできると思ったからです。
作ったプログラムはこちらです。Small Basic Online のプログラムです。Small Basic Desktop でも動きますが GraphicsWindow.Width を広げる必要があります。

複数行のテキストボックスを二つ用意してあり、上のテキストボックスに「文章にルビを振る」サイトの変換結果を入力すると、下のテキストボックスに note の表記が出力されます。
プログラムを Ruby Aid (ルビエイド)と名付けました。エイドというのは支援するという意味です。この手のちょっとした便利なプログラムのことをツールと言ったりユーティリティと言ったりします。
Small Basic はこのようにちょっとしたユーティリティを作るのには向いていると思います。
関連項目