BASIC (3) ファイル入出力

コンバータの作りとしては、BASIC で書かれたプログラムをテキストファイルとして読み込んで、Small Basic に変換した結果をまたテキストファイルとして出力します。

今回は PC-BASIC のファイル入出力を試してみたいと思います。

以前、F-BASIC で LISTX.BAS というプログラムを書きました。これは単純にファイルを読み込んで画面に表示する LIST.BAS というプログラムを拡張したもので、他のパソコンと通信するための XON/XOFF 制御を追加したものです。LIST.BAS があれば、それでも良かったのですが、F-BASIC のフロッピーから取り出していないので、LISTX.BAS で代用します。

LISTX.BAS 自体、LISTX.BAS で FM-77 から送り出し、FM-TOWNS 上のターミナルソフトで受信し、フロッピーに出力したものを現在使っている FMV で読み込みました。

さすがにそのままでは PC-BASIC 上で動かなかったのですが、エラー番号を修正するだけで、ファイルから読んで画面に表示することはできました。修正後のソースと実行結果をこちらに公開しました。

他にもいくつかの F-BASIC 向けプログラムを試してみた結果、F-BASIC で PRINT #2 となっているところは Syntax error になってしまい、PRINT #2,”” とすると PC-BASIC でも動作することがわかりました。

これでファイルの入出力はだいたい理解できました。

(つづく)

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