プログラミング講座(174) 図形グループの左右反転

アニメエディターに関して、久しぶりに進捗(しんちょく:はかどること)がありました。
図形グループを左右反転する水族館のプログラムを書きました。プログラムID TKW252-6 として発行しました。
図175 水族館

【図175 水族館】

 

このプログラムでは Group_Flip というサブルーチンで図形を反転しています。Group_ は疑似的なクラス(Small Basic にクラスの概念がないので真似したもの)で、図形グループを扱います。よくゲームキャラクターなどをスプライトと呼ばれるグラフィックスの機能で画面上を移動させたりしますが、この図形グループは幾つかの図形を一つにまとめ、スプライトのように、移動、回転、拡大縮小、左右反転などをできるようにしたものです。

 

今回この Group_ 疑似クラスを設計するにあたり以下の点を重視しました。
・ 図形エディタで作成した Shapes_Init (と shape 配列)をそのまま使いたい。
・ Group_ の操作では shape の内容は変更しない。(左右反転など例外あり)
・ 操作として、登録/削除・移動・拡大/縮小・回転・左右反転・表示/非表示ができる。

 

このうち今回は登録・移動・左右反転を実装(じっそう:実現すること)しました。結果として、図形エディタで使っていた Shapes_Add, Shapes_Move を Group_Add, Group_Move に作り変え、新たに Group_Flip を追加することになりました。

 

今後は、今回作ったものに、さらに操作を追加し、アニメエディター Anime に組み込んでいきます。Anime は現在 GitHub に画面イメージを表示するのみのパイロット版を公開しています。CodePlex は年内に更新できなくなるとのことなので、GitHub に引っ越しをしました。

 

なお、今回の水族館プログラムには気になっている箇所があります。それは Group_Flip に時間がかかるので、魚が反転する間、他の動きが止まってしまうことです。反転中も他の動作ができるような仕組みを作る必要があります。

 

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