作って遊ぼうJava(15) 開発環境のバージョンアップ

Javaの開発環境としてはJDK(Java開発キット)が先月5年ぶりにバージョンアップした他、IDE(統合開発環境)が毎年のようにアップデートされています。オブジエクト指向プログラミング(OOP)がコードの再利用のための技術だとすると、開発のためのツール群も最新のものを利用したほうが、作らなくて済むことが多くなるでしょう。というわけで、新しいツールを順次採用していくことにしました。
これまでは、あまり多くのツールを使わず、Java APIのパッケージもなるべく限定して使っていました。以下が、これまで利用していた開発環境です。
・開発キット: JDK 6
・ランタイム: JRE 6
・GUIコンポーネント: AWT
・統合開発環境: Eclipse 3.2
・GUIエディタ: Visual Editor
これを以下のように変更します。
・開発キット:JDK 7
・ランタイム:JRE 7
・GUIコンポーンネント: Swing
・統合開発環境: Eclipse Indigo (3.7) と NetBeans IDE 7.0
・GUIエディタ: WindowBuilder Editor と Swing GUI Builder
図:Eclipse IndigoのWindowBuilderの画面
【図18 Eclipse IndigoのWindowBuilderの画面】
図はEclipse IndigoでクラスGameVisualに対してWindowBuilder Editorを開いたところです。クラスLEDをJava Bean仕様にしたがってgetter/setterメソッドを作り、LEDBeanInfoクラスを作ってアイコンを登録したので、Beanとして選択してパレットにアイコン表示できるようになりました。
JavaBeansはソフトウェアを部品(コンポーネント)として作って再利用する技術なので、今後も取り組んでいきたいと思います。
(つづく)

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