ペイントのカラー マトリックスという大きな色の画面をよく見てみましょう。
横軸は、色相 – 色合い(E)を表しています。
縦軸は、彩度 – 鮮やかさ(S)を表しています。
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WindowsのESL(色合い、鮮やかさ、明るさ)をよく見てみると、この上記のマトリックスでは、明るさは同じ(L=120)はずなのですが、黄色はとても明るく見えます。黄色はHTMLのカラーコードでは#FFFF00であり、赤(#FF0000)と緑(#00FF00)を足した色なので、本来、赤や緑より明るいはずです。
つまりWindowsでは光の3原色(赤、緑、青)やそのうちの2つを組み合わせて作れる色(黄、青緑、紫)の明るさ(L)は全て120になるように定義しているので、明るさを120に設定することで、原色に近い色に設定できるのですが、目で感じる明るさとは違うものになっているわけです。