JavaScript (59) Snap.svgライブラリを使用

今回は6月に入ったので、ふたご座の絵をアドビ社の Snap.svg ライブラリを使って描いてみました。

前回まで利用していた SVG.js とは以下の点が違います。大きな違いとしては、Snap.svg では HTML に書かれた SVG をライブラリから操作できる点でしょう。つまり、Adobe Illustrator などで作成した SVG 形式のベクトル画をそのまま利用できます。SVG.js の場合は改めてライブラリで SVG を生成する必要がありました。

比較項目SVG.jsSnap.svg
特徴動作が速い既存のSVGを扱える
記法の例draw.ellipse().attr({cx: cx,
cy:cy, rx: rx, ry: ry,
fill: ‘white’});
s.ellipse(cx, cy, rx, ry).attr({fill:
‘white’});
留意点Safari などのブラウザで
transform の結果が変わり
表示がずれることがある。
今のところ特になし
ライセンスMIT ライセンスApache 2.0 ライセンス
作者Wout FierensAdobe Systems
Incorporated
SVG.js と Snap.svg の違い

今回作成したプログラムのソースと実行結果はこちら

実行結果

ふたごの絵は Adobe Illustrator で作成したものを HTML に左上に表示される状態で貼り付けたのですが、下記のコードによって中央に移動させています。

    // Move g elements
    var dx = 170, dy = 50;
    var g = Snap.select('#Lyra');
    g.transform('tlanslate(' + dx + ',' + dy + ')');
    g = Snap.select('#Castor');
    g.transform('tlanslate(' + dx + ',' + dy + ')');
    g = Snap.select('#Pollux');
    g.transform('tlanslate(' + dx + ',' + dy + ')');

関連項目

“JavaScript (59) Snap.svgライブラリを使用” への2件の返信

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