今年から中国語を勉強しています。ヤンチャンの YouTube を見たり、長草くんと李姉妹の本で単語を覚えたり、Google スプレッドシートで漢字帳を作ったりしています。
外国語を覚えるには目的がはっきりしているといいそうです。私の場合は、中国語でもプログラミング、数学、囲碁の話ができたらいいなと思っています。TechNet Wiki の英語の記事を一つだけですが中国語訳もしてみました。
それで、今日の本題ですが、昨日購入した『智力课堂——少儿围棋入门』という本を眺めてみて、ちょっと感動しました。ちなみにこの本は私が買った中国語本の第1号です。

少儿 (shào’ér) は子どもという意味で儿は児の簡体字です。围棋 (wéiqí) は囲碁のこと。表紙はマンガだし、明らかに子ども向けの囲碁入門の本だと思います。ところが中身を眺めてみると、子ども向け?という印象でした。まず、本文中にはマンガは一切なく、内容が子ども向けにしては本格的だと思いました。ページ数が多いし、9路や13路の図はなく、19路の図が載っています。最初に囲碁用語の説明があって、石の位置関係で日本だとケイマとか一間(いっけん)とかありますが、それがかなりの種類あります。日本より豊富だと思います。
元々囲碁は中国から伝わってきており、この本にも四千年以上の歴史があると書いてあります。とはいえ江戸以降、確実に日本で囲碁が発達しており、これが中国にも逆輸入されています。この本の後半に布石の説明があるのですが、その中に小林流(小林光一九段)、秀策流(本因坊秀策)、宇宙流(武宮正樹九段)が解説されていました。このあたりで感心から感動に変わりました。
最近中国文化に触れるようになり、中国の小学生は猛勉強しているようなのですが、囲碁も最初から大人として教えているように思いました。
中国語を始めたばかりでまだ読むというより眺めるしかないのですが、眺めただけでも中国がなぜ囲碁が強いのか、中国と日本の囲碁の交流の歴史、囲碁の可能性などを感じ取ることができました。そしてこの本を原文で早く読めるようになりたいと思えました。
