Simulator 0.5 には、結局、棋譜関連で2つのバグがありました。1つは初手が記録されない件、もう1つは日付の月がずれる件です。どちらも Small Basic では 1オリジンで処理しており、JavaScript で 0オリジンに変えるべきところを直していなかったのが原因です。
バグだけを直すのももったいないので、シミュレーターに碁盤の機能を追加しました。[はじめから]ボタンを追加して碁盤上をクリックした結果も棋譜として記録できるようにしました。
プログラムを Simulator 0.6 として公開します。
JavaScript でプログラムするのは 1年7か月ぶりでしたが、プログラムそのものは比較的簡単に直せました。今回初めて Windows 10 + Edge + Aptana Studio 3 という環境で開発しましたが、特に問題はありませんでした。Microsoft Edge の F12 開発者ツールもまずまずの使い心地でした。
下図は Simulator 0.6 の rec03.js の修正した箇所(日付の月のずれ)にブレークポイントを設定し、そこで止めて、d.getMonth() をウォッチリストに追加し、9 (10月を示す値) になっていることを確認した画面です。
【図33 Microsoft Edge F12 開発者ツール】
ただ、JsDoc Toolkit の使い方をすっかり忘れていました。以前の記事を見ると当時は Mac mini を使っていたようです。改めて Windows 10 のマシンにインストールし、記事を参考に実行しました。Windows 10 のコマンドプロンプトでは、指定するファイル名すべてにフルパスを指定したところうまく動きました。
これでバグも解消したので、C++ のほうに安心して移植できます。

