プログラミング講座(165) SVG ビューアー

SVG (Scalable Vector Graphics) というファイル形式があります。SVG は XML (Extensible Markup Language) の一種で、HTML と同様のタグで構成されたテキストです。実際、HTML5 の仕様ではインライン SVG などの規格により、HTMLの中でも SVG が扱えます。Small Basic の Shapes オブジェクトで扱う図形は拡大・縮小ができるので、この SVG 形式に変換することが可能です。
これまで Shapes (図形エディタ) の出力は Small Basic のソースコードにしていましたが、将来的には SVG に変更しようと考えています。SVG という標準的なファイル形式を採用することで、他の様々なツールで扱えるようになります。例えば、GIMP, Visio での編集やブラウザでの表示も可能になります。
その前段階として、SVG ビューアーを作り始めました。プログラムID HFT825 でそのパイロット版を発行しました。
図152 SVG ビューアー
【図152 SVG ビューアー】
今のところ長方形と楕円を表示できるようにしています。回転はまだサポートしていません。今後は Shapes オブジェクトでできる範囲を扱えるようにする予定です。
ところで SVG について勉強してみたいという方には、英語ですが w3schools.comMDN がおすすめです。

コメントを残す