グラフ理論の取り込みがまだなのですが、[パス] ボタンを設置し、それなりに石を並べられるようになったので、goban03.js として公開します。

【図11 Goban 0.3】
今回は HTML 上に、
<input id=”white” type=”button” value=”パス Pass” onclick=”pass()”>
といったタグでボタンを作り、JavaScript のソースの中でボタンが押されたときの関数 pass() を定義しています。JavaScript の例題としては、非常にポピュラーな内容と言えるでしょう。
それから、Aptana Studio 3 を統合開発環境 (IDE) にすると、ブラウザは Firefox を使うように促されるのですが、Goban 0.2 では石が置けないことが判明しました。調べた結果、マウスイベントの処理方法がブラウザによって違うためと分かりました。なるべく修正が少なくなるよう、対応しました。
先日、iPad を購入したことを受け、Safari もダウンロードしてみたので、私の PC には、IE, Chrome, Safari, Firefox の4種類のブラウザがインストールされています。性能や機能が微妙に違うので、時と場合に応じて使い分けています。
JavaScript も EcmaScript という標準の仕様が出てきたものの、まだまだブラウザによって非互換もあるので、大変そうですが、なるべく基本的な機能を使って、どの環境でも動くプログラムが作れるようにしたいと思います。
とにかく、今作っている JavaScript プログラムは iPad で動いているので、そのことに関しては満足しています。Small Basic も Java アプレットも iPad では動きませんでしたから。
引き続き、Goban を改良していきます。
(つづく)
