GNU Go はテキスト画面だけなので、Go Gui という以前、Small Basic や Java のコーナーでも紹介している Java ベースで囲碁のグラフィックスを表示できるソフトを導入してみましょう。Java が導入されていることが前提です。まず、Go Gui のサイト http://gogui.sourceforge.net/ へ行き、[Windows Installer] と書かれたリンクをクリックします。
[実行] を押します。広告のダウンロードボタンを誤って押さないよう注意してください。
インストーラーが起動するので、[Next] ボタンを押します。
使用許諾契約書が表示されるので確認し [I Agree] ボタンを押します。
コンポーネントの選択画面が表示されます。[Next] ボタンを押します。
インストール先の設定画面が表示されます。[Install] ボタンを押します。
完了画面が表示されるので、[Finish] ボタンを押します。
GoGui が起動します。メニューから [プログラム] [新規プログラム] を選択します。
GNU Go のコマンドラインを「”C:\Program Files (x86)\GNUGo\bin\gnugo.exe” –mode gtp」と入力します。
メニューラベルの編集画面が表示されるので、[OK] を押します。
メニューから [プログラム] [プログラムの起動] [GNU Go] を選びます。
[対局] [新規対局] を選びます。
対局が開始したら、[対局] [対局情報] を入力します。
私の棋力では GNU Go には勝てそうもないので、iPad 2 にインストールした「最強の囲碁HD」と対戦させてみました。GNU Go が221手で投了しました。
こちらが「最強の囲碁HD」側の画面です。
GNU Go と GoGui は GTP (Go Text Protocol) という方式で通信を行っています。囲碁の大会に出場するには最低限この機能が必要になります。