JavaScript (19) Chrome でのデバッグ

Google Chrome 26.0.1410.43m で前回作成した simulator01.js のデバッグを行いました。以下にその手順を示します。
1. 右上三本線のアイコンから[ツール][JavaScirpt コンソール]を選びます。
2. JavaScript コンソールのメニューから[Sources]を選びます。
3. [Show navigator]アイコンから「javascript/js」フォルダの「pos05.js」を選びます。
4. ブレークポイントを設定するため行番号218と220をクリックします。
5. 右の「Breakpoints」に表示されます。
6. その上の「Watch Expressions」の[+]アイコンをクリックし監視する式として「rb.toString()」を指定します。
7. 同様に「rw.toString()」「o.toString()」を指定します。
8. 盤上の交点をクリックします。「Paused in debugger」と表示され、218行目でプログラムが停止します。
9. 「Watch Expressions」の「rb.toString():」の右の文字列 「”(0,0,…」にマウスを合わせます。
10. プレイアウト時に制限される点がベクトルとして表示されます。
11. しばらくの間は制限される点がないため、全て 0 のベクトルとなります。
12. [Step over next function call]アイコンをクリックします。
13. 「Watch Expressions」の「o.toString():」の右の文字列 「”(0,0,…」にマウスを合わせます。
14. 着手可能な点がベクトルとして表示されます。初手では全ての点に打てるので、全て 1 のベクトルです。
15. [Resume script execution]アイコンをクリックします。
このあと 8. から 15. を繰り返すと、218行目と220行目で交互に停止します。220行目で停止したときは、手順 9. で「rw.toString():」の右に表示されるベクトルを確認します。
図17 Chrome でのデバッグ
【図17 Chrome でのデバッグ】
上図は白番で左上隅をクリックしたときに手順 9. でベクトル rw を表示したところです。左上隅が白石の1目の眼となっているために、着手を制限されているのが分かります。これでは黒に取られてしまいます。
1目の眼でもアタリの石がある場合は埋めてもいいように式を変更したほうがいいことが分かりました。

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