昨年作成した碁盤プログラムにコウを実装しました。プログラムを goban05.js として公開します。
【図14 Goban 0.5】
この図は白が黒のコウを取り返した局面です。Goban 0.4 ではこの局面で黒が白4子の間に打てましたが、今回はコウを実装したため打てなくなりました。
ここまで実装できれば、プレイアウト(着手可能な手の中からランダムに終局まで打ち続ける)を実現するまではあと一歩です。プレイアウトでは自分の眼を埋めてしまうとなかなか勝負が着かなくなるため、1目の自分の眼には打たない(ただしコウの解消を除く)ようにします。したがって、1目の自分の眼という式を作る必要がでてきました。