JavaScript (10) グラフ理論を用いた囲碁

囲碁の局面 (position) を表すオブジェクト Pos を Java から移植しました。関連するオブジェクトも合わせて移植しました。pos01.js として公開します。
図9 Pos 0.1 テキストでの表示
【図9 Pos 0.1 テキストでの表示】
図10 Pos 0.1 TeXでの表示
【図10 Pos 0.1 TeX での表示】
今回はテキストと TeX を両方表示するようにしました。結果が違っていたので、bmatrix01.js を修正し、bmatrix02.js としました。BMatrix.toString() の行と列の扱いが逆でした。マイナーチェンジなのでソースは公開しないことにします。
Java から Pos, Move, SixVectors の3つのクラスを JavaScript のオブジェクトに書き換えました。
Java から JavaScript への変換は比較的単純に行えます。主な作業は、
(1) int やクラスを var に書き換える。
(2) class の表記を prototype の表記に書き換える。
(3) オブジェクトの変数(プロパティ)に this. を付ける。
です。現在、Eclipse と Aptana Studio 3 という IDE (統合開発環境)を使っているのですが、なにか間違えていると、セミコロンが足りないというエラーが出ます。これを真に受けて足りないセミコロンを探して見つからないという経験をしました。こういうときは、Google Chrome の JavaScript コンソールでエラーをひとつずつつぶしていくのがいいと思います。this. を付け忘れると変数が未定義というエラーが出たり、int を残したままだと知らない用語だというエラーが出ます。これらをつぶせば、Eclipse や Aptana で出ていたセミコロンが足りないというエラーも解消されます。
ちなみに、Visual Web Developer 2010 Express Edition という IDE もチャレンジしましたが、インストールが一向に進まないので断念しました。SQL Server だけがインストールされて止まってしまいました。
IDE については、もう少し理解が進んだら記事を書こうと思います。
次回は、碁盤で囲碁が打てるようにしたいと思います。今回作った Pos オブジェクトを使う予定です。
(つづく)

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。