Javaアプレット(55) 死活判定の研究

結局、石の死活をどう判定するかがプログラムを左右する、ということで死活判定の研究を続けています。今のところは内外の論文を読んでいるところです。古いところでは1960年代にはすでに囲碁の死活をコンピュータでどう扱うのか研究が始まっています。日本はもちろんアメリカ、オランダなど様々な国で研究されています。
死活の判定方法は大きく分けて2つあります。
1つは静的な判定方法です。盤面のさまざまな要素から計算したり、過去の計算結果を局面のパターンから割り出す方法があります。
もう1つは動的な判定方法です。終局まで打ってみる方法です。ゲーム木(ぎ)を探索するとも言います。大きな盤ではゲーム木が巨大になるため、すべて探索することができないので、いかに効率的に正着を見逃さずに探索するのかが重要になってきます。
まずは静的に判定できるものを組み込もうと思います。現在オイラーの公式を応用して石の眼の数を数えるところを実現しようとしています。関係する式をまとめつつ、サンプルプログラムで確認しているところです。
ベクトルと行列の演算にもようやく慣れてきた感じがします。
TeXはまだ苦労しながら使っています。
(つづく)

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