Javaアプレット(54) 数式の見直し

前回の数式の見直しを、プログラムに反映しました。GraphGo_0_15 として公開します。
図:GraphGo v0.15
【図78 GraphGo v0.15】
やはりうまく動作しない式もあり、式自体も修正しました。
特に「石に囲われている」がまたまた違っていて、S∧(lt1)≠~lt(tSl) という式になりました。これは空接点行列 S のなかの空点の行のパターンがすべて同じなら石に囲われていないということを判定しています。
死活の判定が不十分なので6ベクトルに影響があるのですが、それにしてもセキ石が連の途中で切れているのは他にも原因があるかもしれません。
なお、今回パスできるように修正しました。投了やコウの処理はまだできません。終局の処理も入っていないので、お互いがパスになったら実質上の終局です。
前回 GraphGo か、その下のアプレット ImageTestApplet のどちらか、または両方のボタンの位置がずれてしまう問題がありました。これはボタンの位置の拠(よ)り所となるボタンの数を入れる変数 num を GButton クラスの static な変数にしていたためです。static な変数はオブジェクト毎ではなくクラスに共通で使えるため、うまい使い方だと思っていたのですが、他のアプレットともバッティングしてしまうことは想定外でした。GButton を呼び出す GTable の public 変数を使うよう変更しました。
それから、今回 Java Developer Newsletter に Java SE 6 の EOL (end-of-life) が今年の11月のというニュースが載っていたのを受けて、Java SE 7 に乗換えを試みました。しかし、推奨されるランタイムは以前 Java SE 6 なので、ローカルでは動いてもオンライン上では簡単には動かないことが分かり、Java SE 6 に戻しました。
さて、相変わらず手付かずの死活判定に、そろそろメスを入れていきたいと思います。
(つづく)

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